文部科学省では6月16日、学校における新型コロナウイルス 感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~をホームページ上に公開。次亜塩素酸水の噴霧について、学校生活でも有人空間に噴霧できることを認めています。
これは6月4付「学校における消毒の方法について」において、学校で次亜塩素酸水を噴霧するときは「児童生徒等がいる空間で使用しないでください」という通達を出したことに対し、事実上の撤回を行ったものです。
この通達がテレビニュースなどの報道でセンセーショナルに取り上げられたことにより、次亜塩素酸水の配布を自治体が停止したり、消費者に風評被害を招き、また大手通販サイトが一方的に商品を取り下げたるなどの大混乱を招くもとになりました。
6月16日の文科省通達は、経済産業省・NITEの中間発表が変更されたことを受けたもので、マニュアルには、
「『次亜塩素酸水』を有人空間に噴霧することは、その有効性、安全性ともに、メーカー等が工夫して評価を行なっていますが、確立された評価方法定まっていないといわれています。メーカーが提供する情報、厚生労働省など関係省庁が提供する情報、経済産業省サイトのファクトシートなどをよく吟味し、使用について判断するようお願いします」(マニュアルP21 「次亜塩素酸水の噴霧について」より)としています。
次亜塩素酸水の製造・販売元としての情報発信の重要性はますます大きくなっていきそうです。
(それにしても。。。こうしたポジティブニュースはちっとも報道されませんです)